2009年8月25日火曜日

表彰式&懺悔

というわけで、オープンクラス2位になって表彰されました。
チーム員2名登壇、とのことでしたが、チーム員は一人しかいないので、亀吉奥さんに来ていただきました。

自転車レースで黄色のシャツは1位じゃないと着ちゃいけないよなぁ、マズイかったかな(笑)

左から、レディースクラス:ブルーミントン、2位Bizon、1位:日向ぼっこ、3位:32's Revolution、4位:PaPaと息子達、5位:JCI

皆さんお疲れ様でした。


さて、懺悔です。
ううう、恥ずかしいよぉ…。でも言う!
  1. ソーラーパネルが全く発電してなかった!
    うすうす全然発電してなさげなのは感じてはいましたが、帰ってきてから、晴れている日に電圧をチェックしたら…0.3V…??
    バイパスダイオードをチェックしたら、両方とも逆に入ってました…。
    車両を作っている間じゅう天気が悪くて、太陽が見えたことが無かったのが悪いんだ!太陽電池をはじめて触ったから、この天気じゃこんなもんかと思ってしまったんだ!と、太陽のせいにする(笑)

  2. モーターが遅角で走らせていた!
    私が使っていたモーターは本来菅生で走るためのモーターです。というわけで、回生効率を上げるために、遅角用のホールセンサーがついているんです。
    見た目全く一緒なので、片方のセンサーのコードに「○○○」と書いたテープを貼っておいたのですが、それを文字をよく見ずに「チカク」と読んでしまい、「ああ、こっちじゃないや、何にも書いてないほうが普通のだな」と接続しました。
    帰ってきてバラした時に「メイン」って書いてありました(笑)
    ということは、レースの大部分を遅角で走らせていたということです…。
と、ショッキングなことがレース後に判明した今回の大会でしたが、レースの結果がよければ全てよしとの事で、レース後のことは無かったこととして、満足のレースということにしたいと思います(え?)。

あ、あとレース中に捨てたパイプを翌日に拾いに行きました。

これも懺悔のひとつかねぇ


こんなによく笑ったレースは今まで無かったんじゃないかと思うくらい、楽しいレースでした。
変なレースだけど、車両製作の敷居は低いです!「準備は程々に、でもレースでは頑張る」で通用すると思います(笑)。そして、人数がいれば体力もそんなに要りません!(多分…)
皆さんも余ってるモーターを自転車につけて出てみてはいかがでしょうか?きっと楽しい経験になると思いますよ!

最後になりましたが、大会を開催した主催者の方々、スポンサーの方々、そしてボランティアスタッフの皆さん。本当にありがとうございました。
こんな楽しいレースが今後も続くことを願っています。

Special thanks to…
うにゃにゃん亀吉さん
トシヤンさん
チーム・ターニングポイントの皆さん

2009年8月14日金曜日

2日目後半

SUGOの準備でちょっと時間が無く、少し間が空きましたが再開。

えーっと、どこまで書いたか??あ、1周半でバッテリーを半分使ったところまでですね。
ハイ。

2周目の折り返しでバッテリーの残量がヤバイのに気づき、一気にペースダウン。
バッテリーからは60W程度の取り出しであとは人力で頑張る。
巡航速度は36km/hくらいに落ちるけどしょうがない。

2周目
ラップタイム:40分31秒
平均心拍:168
積算電流は6Ah台だったかな?

2周目でボトル2本が空になったので、亀吉夫妻へトス!


背中のボトルが無くなって、少し身軽になった。

エネルギー補給は橋の下の25km制限のところで摂ると楽なのが分かってきた。1周に1パックのペースで消費する。
また、減速区間の前でもなるべく惰走はせずに、昇圧回生ブレーキで減速して入るのがだんだん上手くなってきていた。

3周目も延命モード。4周目はどうせ体がキツくなるのは分かってるので、まだ体が動くうちにセーブする。
このころから日差しが出始めて、「太陽電池頑張ってくれよぉ~」と思い始める(でも結局…)。
3周目の折り返しで7.5Ahだったかな?ソコソコ節約できてるみたい。

折り返し後に太ももが攣り始める。
まず右、すぐに左。太ももが攣るとかなりどうしようもなくなるんだけど、水を多く摂り、脚を回すようにギヤを軽くしてペダリングして乳酸を流しだすイメージで復旧に励む。
そのうち良くなってきた。
が、今度はふくらはぎが攣り始める。
ふくらはぎの対処はよくやっているので、わざと踵を落とすアンクリングをしたりして解消。

やっぱり水だけじゃ攣るような気がするので、ピットに用意してあるスポーツドリンクを取りにピットインをすることを決めた。一応ピットで待つ亀吉さんに電話。が、風の音で全然聞こえなかったらしい。

3周目の帰りで日向ぼっこさんに抜かれる。
少し後ろに付いてみるが、彼らの自転車はリカンベント(仰向けに乗る自転車)なので、全くドラフティングか効かないため、千切れてしまった。

ボトルに残っている水は残してもしょうがないので、頭からかぶったりして消費し、4周目に突入と同時にピットイン。
停まったときにバランスを崩してコケそうになったけど何とかこらえた。


水のボトルと、スポドリのボトルを受け取って再スタート!

さぁ、あとは体力とバッテリーの残り具合の戦いだ!
後ろの離れ具合から見て、順位は総合で3位以上は確定かな?
遠くに日向ぼっこさんと真岡が見えてるけど、追いつけなさそう。

ジワッとひさしぶりに100W程度を使って走る…が、人間のほうがだいぶタレているので、あまりスピードは上がらず、38km/hくらい。
バッテリー電圧がどんどん下がってきて、進角を進めて速度をキープする。
折り返し付近でAまで行ったかな?
折り返しで10Ahくらい消費。ソーラーパネルの入力があれば(あれば…)なんとか持つだろうと信じて走る。そのうちバッテリー電圧がもう16V とかになってきて、進角をFまで進めて何とか回生しない状態(=ブレーキにならない状態)で走る。もはやこうなったらモーターとバッテリーはただの重り。
もっと電圧が下がってきて、回生しながら走る状態になってしまったらチェーンを外そうと思っていたけど、そこまでは下がらず。というか、人間も同時にヘタっているので丁度いい状態?

WEMの折り返しを過ぎてからは、ゴールのシーンを撮ろうと思い、再びヘルメットにビデオカメラを装着し、ちょっと最後のスパートを掛けて、無事ゴール!

ブルーミントン高校が歓声で迎えてくれた!

いやぁ、無事100km走れました!

亀吉夫妻のお陰です!

走行距離 100km
走行時間 2:45:46
平均速度 36.2km/h
平均心拍 168bpm
平均ケイデンス 86.3rpm

積算電流 12Ah
表彰式と後日談(懺悔報告)はまた後で書きます…。

2009年8月13日木曜日

2日目前半

スタートの混乱を無事に切り抜けられるかがまずすごい不安で、その後のレースのことはあんまり考えてなかった!

そんなこんなでスタートです。

スタートは背の低いBとかSの車が居て非常に怖い。
しかも、低速で走るとハンドルが振れるし…。

ほとんどモーターを回さずに最初のカーブを抜ける。
かな-り安全に行ってたら、Aクラスの強そうな人たちは遥か先へ…

単独で追走。

2kmくらい走ったところで右後ろから異音が…。
振り返ると、ソーラーパネルを支える補強のパイプが外れてらぁ!
そういやぁ、パネル側は締めた記憶があるけど、下側は手締めだった…なぁ…。
何とか手を伸ばしてパイプを手前に向けて、ホイールに引っかからないようにして走る。

うん、左も締めた記憶が全くないから、そのうち外れるだろう!

集団から遅れたのとボルト締め忘れ等を「しまった…」と思いつつちょっと頑張り(心拍数は180くらい、モーターも120Wくらい?)、4キロほどで日向ぼっこさん、ブルーミントン、サレジオが居る集団に追いつく。

追いついた時のペースにしては集団のペースが遅い気がしたので、一気に抜いて、その先に居るブルーミントンのもう一台と真岡工校を追う。

ほどなくブルーミントンに追いつく。
一旦前に出て、付いてこさせる。牽くときはモーターは160W程度、後ろに付いたら60W程度と、ドラフティングの効果を実感しながら、3回くらいローテーションして前を牽いていたら、相手が千切れてしまった…しまった…。

待っていてもしょうがないので、その遥か先に見える真岡を追う。
折り返しは制限速度が遅いため、凄く接近して折り返した気になるが、自分が加速開始するころにはやっぱり相手は遥か先

…全然近づかない!

折り返しを過ぎた辺りでとうとう左側の補強も外れる。どうスッペかなぁ…と悩みながら走るけど、そうか、折りゃ良いんだ、と閃き、パイプをグニグニ動かす。思ったとおりパイプの潰し部からキレイに折れた。
手を伸ばしてもどうしても届かなかった左側のパイプは、折り取った右側のパイプの先を曲げて引っ掛けて届いた!
左も折り取る。

そうこうしてると、サレジオが追いついてきた!かなり蛇行気味で頑張って追い込んでる風。
そうか、君はこの周で終わりなんだね…と思い後ろに付かせていただく。

WEMの折り返しを過ぎた辺りで、マーシャルから見えないだろう看板の裏にパイプを捨てる。
心の中で、「あとで拾ってやるからな!」

WEMの折り返しからスタートまでは、それまでの距離を考えるとあっという間。
そんなゴチャゴチャやりながらも38分25秒。
ちょっと速すぎたね(笑)
一周目で使った積算電流は3.4Ahだったかな?

補強のパイプがなくなってるのが分かるかと

2周目に入っても全然真岡に追いつかない。
高校生、つえぇなぁ、と思いつつ、追いつかなきゃしょうがないし、バッテリーもあまり気味だし(実は勘違い)とおもいペースをあげる。

しかし、160Wくらい投入しても、全然追いつかない。
というか、41km/hを超えだすと消費電力はメチャ増えるのに全然スピードが上がらない。

ああ、空気抵抗だね。
カウルもない上に、ハンドルの振動の問題でエアロポジションが取れないのが仇となっている。

2周目の折り返し、ところで…と電圧を見ると…24.0V…あれ??
これって2時間レースだったら1時間経過時の電圧以下だよね??

んーーー?
積算電流はバッテリーひとつ5.5Ah。4個だから22Ah…???

じゃねぇよ!!!!

2直2並なんだから直列分は増えないから、5.5*2=11Ahだっっ!

久しぶりにAhでエネマネをしたら勘違いしてた!!
(積算電力なら4倍です)

久しぶりにEagle Treeのワットメーターを使ったのですが、mAh(積算電流)表示しか出来なかったのも勘違いの要因。いつもは積算電力でマネージメントしてるからなぁ。

ところで、2周目の折り返しで5Ah使ってるんですが…。

あああああ…
またも冷や汗…

2周目から延命モードかよ…

2日目レース前

朝、目覚ましの前に起きる。5時頃だったかな?

充電はどうかな…

…えっ?

まだ0.5A流れてる???
なんかバッテリーが温かいし!!
つうか、シュワシュワ音がしてるし!!

何で??



うおっ、電圧リミットを70Vにしてた!!
(12Vを4直なので、60Vくらいで充電するのが普通)

朝っぱらから冷や汗がタラーリと…、「過充電」の言葉が脳裏に浮かぶ。

やっちまったものは仕方がないので、一旦充電をやめて風呂に入りに行く。
帰ってきて電圧を測ったら…13.3Vくらいで普通。
内部抵抗が測れないから怪しいけど、まあ壊れちゃいないようだ。

その後60Vで充電。
今度は0.1A以下にまで電流が落ち着いた。

大丈夫…かな??

6時半ごろにホテルを出て、会場へ。

ボチボチ自転車を組み立てたり、補給やボトルの水の準備をしたりして過ごす。
ギヤ比も少し速度を下げる方向に変更(ドライブスプロケットを17から16Tに)。
って、雑談してる時間のほうが長いんだけどね!!

山形のトシヤンさんが来てくださった!
当然容赦なくお手伝い要員になってもらう(笑)

亀吉さんは、湘南工科大の手伝いが大変そう(笑)

このあんまりすることがなくてレースまではのんびりなこの大会の感じ、好きです。
レース中も40分くらい帰ってこないからドライバー以外はのんびりしてるんですけどね(笑)

ローラー台を持ってきてるのに、アップを全くせずにグリッドイン。

面白そうなスタートとゴールはムービーを撮ろうとヘルメットにACT-2Kを装着。
(カメラが下向きすぎて、結局地面しか映ってなかった!)


水は、CCD(スポドリ)1本、水3本の合計2Lを持つ。
補給はカーボショッツ*1、パーワージェル*2を持つ。

さあスタート!

1日目午後:最高速トライアル

一日目は最高速トライアル(予選)
使っているモーターを考えると、これは狙っていけるハズでした。
ギヤ比はそのまま(無負荷で50km/h設定)でバッテリー電圧を2倍の48Vとした。

ということは…恐ろしい。

練習もせずにぶっつけ本番です。

どんな加速をするのかさっぱり分からず、物凄い恐怖でした(笑)
しかも、振れるハンドル周りはそのままだし…。

周りのみんなとバカ話をしつつも、かなりビビリながらスタートを待つ。

そしてスタート!
モーターだけでスタートするか、人力でスタートするか…良く決めてなかったし、覚えてないけど、
たぶん人力でスタートしたのかな?
その後モーターをON。

モーターをONしたらペダリングが全然間に合わなくなったので足を止めた。
上の写真を見ても全く足が動いてない(笑)

シュルルル!!とかいうわけの分からない音がして物凄い加速をした…と思ったらモーターが止まった。

ブレーカーを入れなおして…と思うけど、手を離すとハンドルが振れる。
なんとかブレーカーを入れなおして、ボリュームをジワッと開けて加速…と思う間もなく、物凄い加速をしてブレーカーが落ちる。
この繰り返しを3回くらいやってたら計測ポイントに到達してしまった!

しょうがないからモーターは諦めて人力でごくフツーに走ってしまった。

35位、平均速度39km/hという、巡航速度じゃネェか!っていう失敗タイムトライアル。

練習不足が祟りました。
もうちょっと人力で加速しておいた方が良かったね…あるいはもうちょっとギヤ比を抑えるか…。
まったくもって反省です。来年の宿題ってことで…。

タイムトライアルが終わったらコースを走れるもんだと思っていて、ブルーミントン高校が走りに行ったのを見て、一周練習走行をしました。
バッテリーを一度放電しておきたいし…と走ったのですが、ダメだったみたいで、帰ってきてから大蔵さんに「警告1ね!」と、怒られてしまった!(苦笑)

夜はMSBやJCIの方たちとファミレス パンダ!
タイムトライアルのことはさっぱり忘れて楽しみました!翌日に向けてエネルギーも溜めておかないとね!
とーーっても楽しかったです。

とそんな酔っ払い状態で充電をして寝たのですが…。

づづく

1日目移動&午前

秋田への移動開始は午後10時。
長い移動なので、足が浮腫まないように、コンプレッションタイツを履いて出発。

高速道路は空いてて快適。
ぬあわkmくらいで飛ばす。けど、ポロはこの速度だとかなりアクセル開度が大きくなって燃費が悪い。国見までノンストップで行き、給油。

325kmを34.4lなので9.4km/l…ひどいなこりゃ(笑)

秋田道まではまたノンストップ。
しかし、錦秋湖を過ぎたあたりから強烈な睡魔が…PAのたびに15分ほどちょくちょく仮眠をして何とか到着。

到着は6時くらいだったかな?
自転車を組み立てて車検の準備を。
ゼッケンを貼るところがなかったので、テキトーに貼ったら、案の定ヒロセさんに指摘されてしまった(笑)

車検が終わった後に一周ちょっくら走ってみた。

おお?
おおおおっ!!!???
なんだ、このフロント周りの振動は!!??

ハンドルを押さえつけておかないとホイールかフォークが物凄い振動を発生させるよ!!
怖すぎる…。
スポークの張力が足りないのかと思い、張るが変わらず。
乗れないことはないから、これでいくしかない。
でもエアロポジションだとハンドルの押さえが利かずに振動が出るのでエアロバーはただのコントローラー取り付け台として使われることに...。

2009年8月9日日曜日

結果報告

帰宅しました。
ひとまず結果報告です。



カテゴリーA
オープンクラス 2位
総合 3位
タイム 2:46:12

でした。

「100km 個人TT(タイムトライアル)」状態でメチャクチャキツかったです。
バッテリーのエネマネを勘違いしてて一周で半分くらい使っちゃうし(笑)
そんな中で、ソーラーパネルには割と助けられました。
「太陽とともだち」を実感しましたよ。


バッテリーも、体力も出し切って、苦しかった!
でも、面白かった!楽しかった!!

エントラントの皆さん、お疲れ様でした。
お手伝いしていただいた亀吉夫妻、トシヤンさん、Taguchiさん、とても助かりました。ありがとうございました。
大会スタッフの方、ボランティアスタッフの方、本当にご苦労様でした。ありがとうございました!!

2009年8月6日木曜日

積み込みです

会社を早退してきたので今から積み込みです。っとその前に忘れ物を取りに行かなきゃ…。

大会のコチラのページから応援メッセージを送れます。
http://www2.ogata.or.jp/cgi-bin/wsbr_09mes/combbs.cgi

暇だったら送ってみてください。
ちなみにレースの本戦は8/8 10:00からです!

ちなみに大会のページはコチラ。
http://www2.ogata.or.jp/wsbr/09br/index.htm


2009年8月5日水曜日

最後の作業

明日は出発。
というわけで、今日は配線作業。

結局、ソーラーパネルは一度も発電してるのを確認することが出来ずじまい。
だって、明るいうちに家に居ないんだもん!

まあ、なんとかなるでしょ。

無きゃいけないもの

ミラーはBとかSクラスで必要かと思っていたら、クラス関係なく必要なのね。
手持ちのハンドルにつけるミラーをつけるか、ヘルメットにつけるミラーも買ってみた。

あと、ベル。
ホーンでも良いけど面倒だからベルでしょ。
エコノムーブに初参加したときに買ったベルを装着。

まだ用意してないのは、肘のプロテクター。
スポーツ店に買いに行かなきゃ…。

忘れがちな装備は…これくらいかな??