2010年11月4日木曜日

【告知】 雑誌に載ります

明日11/5発売の「大人の科学マガジン Vol.29」にソーラーバイシクルの件で載っております。


割と高いので(3000円)買ってくれとは言いませんし、恥ずかしいので見てくれなくて結構ですが、告知します(笑)

記事は「大人のオタク工作部」という記事です(爆)

以上!

2010年11月3日水曜日

WSBRレポ3 レース編

レース本番!

往復25kmのコースを4周します。
ほぼ100kmTT。

ボトルは5本持ってレースに臨む。ボトルケージに3本。背中に2本ね。
補給食はサトーのトップテンと羊羹。

スタート!



スタートしていきなり先頭に出る。
行きは追い風なのをいいことに50km/hで巡行する(笑)

後ろに何人かいるようだけどそりゃ付き位置だわな~。
事前情報通り、折り返し付近では雨が降っている、なんだこりゃ(笑) あー、スマートフォン防水対策してねーやーとか思いながら突っ走る。

折り返しのところは路面はウェット。
滑りそうだなぁ~と慎重に(&折り返し付近は速度制限があるので)コーナーに入ったら…いきなりフロントが流れて落車!おおおマジか!!!(笑)

衝撃でバッテリーが外れる。他のダメージは…大丈夫そう?
もしものために持っていたタイラップでバッテリーを固定しなおす。それにしても、まさか使うことになるとは…。

2分半くらいで復帰。
すぐ第二集団に追い付くがパス。先頭を走る真岡工業高校を追う。
しかし復路は向かい風がきつい!40km/hで巡航。

ちょっとバッテリーがフラつくので、ガムテープで追加固定、走りながらね!(笑)
自転車レースのプロのメカニックは走りながら車で並走して修理するけど、走りながら自分で直すやつはそう居ないだろう!(笑)

あ、あと、落車の影響でRDが変速しなくなっちゃってトップ固定になっちゃった。
でもこれはフロント変速を追い風でアウターに向かい風でインナーに入れたらまあ何とかなった。要は2速だね。インナー42Tの漢ギヤで良かった(笑) 39Tとかだったら軽すぎただろうからね。

1周目は2位で戻ってきたのかな?よく憶えてない。


真岡がピットアウトしてるのも見えますね。

2周目



そうだそうだ、思い出した。ライダー交代をしていた真岡がピットアウトで合流してきたのが見えたから、ペースを落として合流しようとしたんだ。で、合流したら付き位置(笑)
だいぶ楽をさせてもらいました(脚的にもバッテリー的にも)。
折り返しはかなりビビってコーナーリング(笑)

この周はトップでコントロールライン通過。
バッテリー残量も余裕。

レーパンがコケてズリ上がってます…

実はこの時点であれ?勝てるんちゃうん?と油断が発生(笑)

3周目


3周目は特に先頭で淡々と…
バッテリーが余るのは確定気味になってきた。

スマートフォンのバッテリーはこの周で終了しました(笑)

2位を走っている真岡も全然見えないし、完全に油断してました(笑)

4周目

ピット前を過ぎて直線に入った辺りで真岡にグワーーンと抜かれた!!
すごく不意を付かれたので後ろにつくこともできず。
ヤバイ!追いかけなきゃ!とペースをあげれば上げるほどモーターの消費電力が減っていく(笑)
なぜなら、モーターのギヤ比を少し遅めにしちゃったので、モーターの負荷を増やそうと思うと40km/h位で走らなきゃいけない。45km/hとかだとほとんど無負荷回転数なのでモーター役に立たない!

ぬおーーーー追いつかねーーー!!

割と身体がヘロヘロになっている状態で必死に頑張るが、人間が頑張るほどモーターがサボるのが恨めしい。ミツバモーターだったら進角があるんだけど今年は特殊電装のアモルファスだからね。

ふぬぬ!!!と思いながら追走するも追いつかずゴール。
あーーー、2位か!
ちなみに1位の真岡工業高校はコースレコード。
おめでとう!

でもまあ、オープンクラスでは1位!

カテゴリーB オープンクラス表彰式
オープンクラスは1位で表彰を受けました。
落車のダメージ

転びました 転びました

くるぶしも結構削れた…。

データ
Totals
Duration:2:35:48
Distance (km):102.1


Averages
Average Speed (kph): 39.8
Average Heart Rate (bpm): 170
Average Cadence (rpm): 76

自転車の仕様
KHS Club2000
コンポ:色々(基本SRAM)
モーター:特殊電装 S13744-270R (アモルファスコア)
コントローラー:モーター内蔵
バッテリー:古河電池 FPX1255*4
ソーラーパネル:KIS(旧昭和シェル)FT232-E*2 単結晶

反省
今年の反省は、落車したことと、ギヤ比の煮詰めが甘かったこと!
あと、事前のハンドル振動対策が全く効いていなかったこと。
来年は絶対優勝するぞ~~~~~!!!

最後に
大変厳しい状況でレースを開催していただいた関係者の皆さん、暑い中炎天下で働いてくれたボランティアスタッフの皆さん。会場で手伝っていただいた皆さん、応援してくれた皆さん、本当にありがあとうございました!
来年は勝つよ!

WSBRレポ2

えーとだいぶ間があいてしまいました、ゴメンナサイ。

試走:

ソーラースポーツラインに到着して、車検通したり少し走ったり…試走はフルコースじゃなくて、エコノムーブの折り返しを少し走ったり。
その時にハンドル共振現象が全く治っていないことが判明。

バッテリーを荷台からハンドル下とトップチューブ下に急遽変更。

IMGP4148.JPG

WSBRの予選は最高速トライアルです。

待ってる間とか、準備してる時とかは、常に頭から水をかぶってました、暑くて…。

8/7 予選:

えーと、助走区間があって、その後の100mの区間時間で順位が決まるんだっけか?

今年のモーターはパワフルではないので、人間も頑張ります。
ギヤ比も特に変えずに安全第一で(笑)でも、あんまりグリッドが後ろになっても大変なので、程良くね。

最高速トライアル スタート待ち


最高速トライアル スタート待ち

いやーー、怖いねーーーーとか話しながらスタート待ち。

最高速トライアル スタート前

スタートしたらウオリヤーーーーー!!!という感じでダッシュ!

ヘルメットは、転んだ時の為に少しでも頭を守ってくれそうなモストロをかぶっています(笑)

データ


人力MAX Power 961W
モーターのMAX Powerも900W位だったかな。
ただし、モーターは加速前半にパワーが出て、最高速付近はただ回ってるだけになります(無負荷回転数より速いので)
最高速度は56km/h

記録は53.884km/hで9位。マアマアだね。
田中さんがすげー頑張ってた!

予選が終わったらハンドル振れの対策に追われる…
バッテリーの位置を変更したり色々するけど変わらず。
結局バッテリーじゃなくてソーラーパネルマウントの振動がマズイ模様。

こうなったらフローティングマウントにするしか無い!

IMGP4158.JPG

タイラップを駆使してインチキフローティングマウントになりました。
試走した結果、まあまあ良いかな~?という感じ。

これで明日走るだけ!

久しぶりに大潟村で野宿。テントで寝ました。夜中に水を取りにテントから出た隙に蚊が入ってしまい、蚊との戦いを繰り広げたりしましたが(4匹くらいいた!)まあぐっすり寝られた。

実は予選日が一番しんどいんだよね…ほとんど徹夜で秋田まで運転してきて準備&予選と…。しかもかなり暑かったので結構辛かった。
でも楽しいから耐えられる!


8/8 決勝:

雨が降ったり止んだり、良く分かんない天気!
レース前にピット前は雨が止んだけど、コースの途中では結構降ってるらしい。

ちなみに、リヤホイールはZippにした。

準備完了!とか思って油断して他のチームのところに行ったりして戻ったら、自転車が倒れたらしく、バッテリーが外れたりしてる!!ありゃ!!急遽バッテリーを固定しなおしたり、してかなーりドタバタ。

さらに、Ustのためのスマートフォンの固定を悩んでヘルメットに取り付けたりと、レース前に心拍バクバク(笑) でも何とかすべて間に合ってグリッドイン。

色々不安だから、タイラップをポケットに、そしてガムテープをハンドルにひかっけて出走(笑)
いやーこれには助けられた!

メットは気合の?エアロメット!

レース編は続きで!

2010年8月12日木曜日

モーターマウント回り解説

2年目となり、トラブルフリーだったし、ZDPチームも同じ方式を採用してきたので、モーター取り付け方式を公開します。

まず使うのはMTB用の6穴ディスク台座付きハブ。ディスク取付面が標準のままではフォークとスプロケットが干渉する恐れがあるので旋盤で削り込みました。取付面がだいぶ薄くなってしまいましたが(確か5mm)、ブレーキのように過大な力がかかるわけじゃないから大丈夫でしょう、多分。

そしてモーターブラケットを軸と共締めにします。

普通は軸を新たにつくるのが正攻法なのですが、うーんと思っていたら、こんな方法を思いついちゃいました。

買ったハブは、軸のエンドキャップがこんなふうになっていました。

これのギザになっている部品を外して…モーターブラケットの厚み分削り込んで、こんな感じ。

直径はブラケットの穴と同じ(シックリ嵌るように)
微妙に二段になっているのはギザ部品を外した為…。
ちなみにスプロケットはZDPショップで売っている6穴ディスク台座と取り付け互換の25チェン用のスプロケット。ここでモーターや太陽電池、メーターなども買えます。

んで、こうなります。
少し隙間があるのはギザ部品を外したための隙間。

すこーーーーしモーターブラケットの方が厚みがある状態です。


モーターブラケットはYH75の5mm厚。Gilles06の物を流用&追加工して使っています。(カタチが変なのはそのため)
チェーンの巻きつけ量からすると本当はもうちょっと軸間を取ったほうが良いのですが、エコランカーでもこれでトラブったことないので大丈夫でしょう。

モーターのブラケットに穴がいっぱい開いてるのはいろんなモーターに対応するためです。

これであとは回り止めのトルクロッドをつければOKです。(今年のトルクロッドは超手抜き…)

クイックシャフトは軽量品じゃなくて固定力が信頼できるものを使ったほうがいいですね。

2010年仕様モーター 特殊電装アモルファスコアモーター

簡単!
これでみんなもWSBR!!

2010レースレポ1


2010WSBRレースレポです。

準備編

去年の反省を生かし、修正するべきところをピックアップ
  • ソーラーパネルがちゃんと動くようにする事!
  • ハンドルが振れるのをどうにかする
  • モーターがパワー有り過ぎなので程良いモーターを使う
  • ハンドルまわりをTT仕様にする(今後の自転車レースでも使うつもりなのでこの際)
ソーラーパネルはMPPT?を使おうとも考えましたが、買ったものではダメで、24V対応品はちょっと高いのでフツーにダイオードとバッテリー並列方式で済ますことに。ちゃんとバイパスダイオードの方向も確認して発電するのも確認した!

太陽電池パネル

ハンドルが共振して振れてしまう恐怖現象は、
  1. フォークをJamisのブットいヤツに変える
  2. モーターを軽いものにする
  3. バッテリーの位置を変えてみる
  4. Fホイールの組み方を片方クロス、片方ラジアルを止める
と、対策してみましたが、結果的に全く効果なし!
走りながら観察したら、ソーラーパネルが横方向に振動する>シートチューブが捻じれる>トップチューブが曲がる>ヘッドチューブが倒る>ハンドルが振れるという感じっぽい。
ここらへんの現場対策は後ほど…。

モーターはWEMでお手伝いをした借り?でチーム・スリップストリームから特殊電装のアモルファスモーターを借られた!実は初アモルファスモーター。

2010年仕様モーター 特殊電装アモルファスコアモーター

と、モーターが届いたのは出発2日前。ギヤ比の計算をしたのも2日前。思いのほか減速比が大きく必要で(そりゃ28インチタイヤだからねぇ~、いつもの14インチとか20インチとは違うわな)、ちょっとドキドキしちゃいましたが、何とか手持ちのスプロケットで間に合った。

自転車自体はメインバイクがJamisになり、KHSはフレームだけになっていたのを、コンポとかを買って組み立てなおし。手持ちで持っているクランクセットなどはそれを使い、リヤディレーラーとかシフターとかを新たに購入して組み立てました。シュパーブプロ175mmの出番だぜ!

組みあがったらエアロポジションのチェックもしてみたり(笑)

エアロメットを買ってみたり。
LIMAR Crono TT

2年目はさすがに(勝手がわかってきて)色々手抜きになるね(笑)

準備はこんな感じ。
それよりも、オンボードUstしたりとかWeb上でリアルタイムな速度表示したいとか、そういうところの方に興味があった(笑)

2010年8月9日月曜日

結果!

オープンクラス1位でした!

カテゴリーB オープンクラス表彰式

Bクラス総合では真岡工業高校に負けて2位でした。残念。

WSBR 100kmマラソンクラス 結果

ひとまず結果報告。

2010年8月6日金曜日

リアルタイム配信!

走行中とかのオンボード映像とかを配信予定です。
スマートフォンバンザイ!

Free Webcam Chat at Ustream
URLはこちら:http://www.ustream.tv/channel/wsbr-streaming
iPhone等で見る場合はアプリで”WSBR”で検索すれば出てくる…かな。

更に!
下の地図には走っている軌跡とスピードが表示されるはず。



詳細ページのURLはこちら

あ、タイムテーブルはこんな感じです。
7日の午前は車検です。

WSBR月日競技種目時間天候気温湿度風力風向気圧
8月7日(土) 最高速度
コンテスト
15:00       
8月8日(日) マラソンA/B10:00      
耐久レースS15:00      


あ、公式ページはコチラ
です!

2010年8月4日水曜日

モーター試運転

やっと回りました(笑)



やっぱりリヤキャリアに8kgのバッテリーはダメだ。
去年よりは少ないけどやっぱりハンドルが振れる。前輪の荷重が少ないせいな気がしてきたので前と後ろに振り分けようっと。

準備は一応着々と

だいぶ遅れ気味ですが、一応間に合いそうな雰囲気で進んでおります。

去年のモーターをつけてみた

自転車はシフターが無事届いて、装着完了。自転車自体の準備はOKです。
(当然)モーターなしで通勤に使って動作チェックもOK!

モーターは少し欲を出して銀色に光るコレ(借り物)。

2010年仕様モーター 特殊電装アモルファスコアモーター

去年ミスった太陽電池パネルの配線をやり直し。

太陽電池パネル

今年は天気がいいので動作チェックもちゃんと出来た!

太陽電池パネル

あとは…こんなヘルメットを買ってみたり…

LIMAR Crono TT

さてさて。

2010年7月24日土曜日

ようやく準備開始

普段のレースに使ってるXenithじゃなくて、KHSをWSBR/TT車両にすることにしたので、こちらを組み立て開始。ブレーキは元々付いていた105。クランクはシュパーブプロ。

ブルホーンとブレーキレバー、リヤディレーラーを新規購入。
バーエンドコントローラーも注文してたんだけど、なかなか来ないので別なのを注文し直し。

あ、あと、モーターマウントを探さなきゃ…。

2010年6月25日金曜日

WSBRエントリー

油断してたらもうとっくにエントリー始まってるんですね!
30日までです!

忘れずにエントリーしましょう!


今年こそ「太陽とともだち」になるぞっ!!

2010年5月7日金曜日

MPPT?

WEM秋田の興奮覚めやらぬ中、帰宅したその日に以前から試したかったものにトライ。

それは、秋月で売ってる怪しいソーラー充電コントローラー

1600円。
商品解説ページにはこんな説明。
  • 太陽電池充電コントローラーです
  • 12Vの鉛蓄電池用
  • 太陽電池とバッテリーをつなぐだけ。逆流防止機構付
  • 設定充電電圧:約14V
  • 取り扱い可能最大電流4A
  • 自己消費電流:4mA以下
  • 寸法:72.6×61×30.4mm
  • 重量:68g
…よくわかんないけど、とりあえず逆流防止ダイオードは入ってるようだ。
MPPT的な機能もある気がする??
昇圧型か降圧型かの記載もない。怪しい。

とりあえず繋いでみた。
FT-232S-Eとコレ、そしてFPX1275を接続。
フム、いい感じで発電してるね~。
MPPT的な機能の確認は、バッテリー電圧とパネル出力に電圧差が出ていれば、何らかの制御をしてるはず…というわけでテスターで当たる…ほぉ、なんかやってるっぽい。しかもだんだんパネル電圧が上がってくるので、最大電力点追尾をしてる…のか?

一応使えるのは分かったところで、問題は12V用ってこと。WSBRでは24V仕様で使うので、そのままじゃ使えない。

バッテリー側出力で直列に繋いで、24Vのバッテリーと繋いでみる実験。

結論。
えーーーと、ダメでした。

となるとコレは使えないなぁ。24V対応のもうちょっと高いヤツでも試してみるか。
これならイケそうだ…。

2010年2月14日日曜日

練習走行の動画

去年の練習走行の動画を発掘したのでYouTubeにアップしました。


人力250W+モーター150Wは流石に速いなぁ(笑)

2010年2月7日日曜日

去年の写真

クリーネナジーアライアンスから送られてきたCDの「吉田日出夫氏フォトギャラリー」になかなか頑張ってるのが伝わってくる写真があったので載せてみます。

今年も頑張りますよ~。